スマートホンアプリで動作するオンライントレーデングカードゲームです。
ゲームアイテムとして、身近な現実の動植物の位置情報の報告を、トレーデングカードの交付条件とすることで、リアルの世界とバーチャルゲームの世界を融合させます。
目論見と背景
生物多様性について、身近な自然、生き物の大切さを、若年層が楽しみながら意識づけるバーチャルのみの遊びではなく、現実の世界との関連性を遊びとして楽しめる仕掛けを提供する。
ターゲット層・時期
スマートフォンが若年層へも普及していくであろう2017年頃を狙う。(現在主流である20〜50代から、未成年層が通常の携帯からスマートフォンへ切り替わっていくトレンド)
株式会社ディーツー コミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:宝珠山 卓志、以下D2C)2011年1月、スマートフォンの普及動向に関する調査では。全国の男女15〜69歳おけるスマートフォン普及率は 7.6% 29.5%が3ヶ月以内にスマートフォンを購入 女性のスマートフォン所有者が増加傾向、女性ユーザは28.6% スマートフォン非所有者の購入意向は、27.9%という報告がある。これは今後スマートフォンが携帯機器としてのインフラになっていくトレンドと見る。
生物多様性に関する盛り上がりのなさ(行政の仕掛け)
生物多様性から人類は恩恵を受けている。音楽家、画家などの芸術家や自然愛好家といった人々はなど、関心を持っている層は、特定のNGOや、その活動に参加している子供たちなどに限られ、普遍的な広がりを持ちにくい。
環境省 いきものみっけの参加者の傾向(報告者)の年齢層(HPから概数拾い出し)
そこで、関心の薄い層へ、アピール?(関心を持っていただくには)のために、ゲームとの融合を思いついた。
現実の生き物の観察をゲームのアイテムとすることで、通勤/通学が楽しみになる・しらべる・友達といっしょにやる・アイテムを交換したりするなど、オンラインゲームの対象ユーザーである若年層へアピール出来るのでは! さらにその周辺(親や兄弟)へ拡大が期待出来るのでは!
バーチャルからリアルな遊びの場としてリンケージを仕掛けたい。
カードの条件は
身近ないきもの情報(必須) 経度緯度の位置情報(必須) 時間情報(必須) 写真 フリーコメント などをスマートフォンアプリによりサーバーに送付します。情報を送付することで、トレーデングカードが交付されます。報告画面には、オンラインの生物図鑑へのリンクバナーをつけ、知識要求に気軽に応じられる様にしておきます。
交付されたトレーデングカードを使い、普段は、バーチャルでのゲームとリアルな生物の観察が一体となった遊戯アプリとして楽しみます。対戦方法としてはブルートゥースを利用したローカルの2人対戦や、ネット上の対戦となります。
カードの組み合わせ
効果は出来るだけ
現実の生態系
を模した内容と
します。
トレーディングカードゲームとして
通常の動植物報告で交付されるのは「特に珍しくない(コモン)」のカードです。
「まあまあ珍しい(アンコモン)」「とても珍しい(レア)」カードの入手について、防災教育や環境問題や商用利用などの仕掛けをしていきます。
現実のイベントとの連携
防災の日などで指定された日時、指定された位置(避難場所など)から報告を行うと
「まあまあ珍しい(アンコモン)」「とても珍しい(レア)」カードが交付されます、これは通常のカードではなくマジックアイテムとしての属性を持ちます。その際イベントには地震、大規模火災、津波などの被害想定に変化をつけ、想定内容により交付されるカードはアンコモン・レアなど変化をつけた上でイベント参加を促します。
これらのイベント参加により、自然とリアルな防災知識の向上が楽しみながら出来る様になります。このイベントは自治体などとの連携を想定しております。
商用利用(スポンサー)として、指定の店舗、商品など利用に応じ「まあまあ珍しい(アンコモン)」「とても珍しい(レア)」カードを発行することも想定しております。
また、会員が送付された情報は、アプリ上で「地図」にするなど、わかりやすくビジュアル化されます、またメニューには、携帯図鑑などへのリンクを設け、知的好奇心を満たす様にし、生物知識の向上や会員どうしコミニュケーション場を提供します。
これは全ての年齢層を想定した機能となります。
以上のアイディアは、既存で稼動しているシステム(調査やゲームや商用アプリ)の機能の組み合わせであり、技術的な困難さは伴わないものと考えられますが。
運用や元となるデータベースとの連携などのハードルがあります。
・
全年齢層へのスマフォの普及を前提とします。
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写真や図鑑など利用で著作権上の調整が取れること。
・
ゲーム部についておもしろいゲームとなること(デザイナーの力量が必要)。
・
費用の捻出、環境省などの行政主体が望ましい様な気がするが、商用利用との折り合いが困難そう、行政単独なら可能かもしれない。一方商用利用オンリーだと、防災教育への利用などの仕掛けが弱くなる。
多くの利害関係者と 広い連携が取れることが望ましい。
参考・・というか既存で動いている仕組み(ネット上から引用)
株式会社カヤック
位置情報利用
ドミノピザ Domino's
App
http://www.dominos.jp/smartphone/
三菱電機 COCO-DATES
http://www.mitsubishielectric.co.jp/coco-dates/
生物多様性
環境省 いきものみっけ
防災
国土交通省 防災マップについて
http://www.bousai.go.jp/map/map.html
東京都防災マップ
http://www2.wagamachi-guide.com/tokyo_bousai/
オンライン図鑑
積水ハウス 野鳥携帯図鑑
日本野鳥の会
http://www.birdfan.net/gallery/library/
ゲーム
Sammmy オンライントレーディングカードゲーム
http://www.finchbox.com/works/web/seal_beta/about/index02.html
KONAMI 遊☆戯☆王カードゲーム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%8A%E2%98%86%E6%88%AF%E2%98%86%E7%8E%8B
http://www.yugioh-card.com/japan/
以上、説明資料としてはこころもとないですが、
思いついた事を忘れないうちにいきおいで作成したものです。
2012年1月15日 大阪在住 landhawk